陰陽の魔法
または女性性・男性性とも表現されます。
古神道やことだまの世界では、火と水であったり、
日と月であったり、その様相はいろいろな事象としてあらわれています。
火ばかり強いと枯れてしまう。
水ばかり強いと腐ってしまう。
両方がバランスよく存在していないと
何事も続いて行かないということなのです。
仕事も、家庭も、趣味も、そうですし、
自然界も当然そうです。
たとえば、航空会社は
飛行機という最高の技術の詰まった機械を
訓練されたパイロットが操縦します。
これは、もう間違いなく陽・男性性ですね。
そして、日本や東南アジア系の航空会社ですと、
美しく装ったCAさんが、やさしく、細やかな接客をしてくれます。
これは、陰・女性性になります。
そこではお客様はとても快適に空の旅を楽しめることでしょう。
ですが、アメリカの航空会社(全部かどうかはわかりませんが)などでは、
CAさんは特に美しく装うでもなく、言動もおおざっぱな印象を受けます。
そうすると、どうしても陽・男性性の部分が強調されて、
飛行機はただ単に移動するだけの手段のように思えます。
どちらが良い悪いではありませんが、
陰陽そろったほうが、豊かさを享受できるように思えます。
身の回りの陰と陽を観察して、
その過不足をバランスしてみると面白いことが起こるかもしれませんね。
