女性にしかできないしごとをしていくのがいいな。
先週末あるセミナーでとても深いお話を聞いたので自分用の記録を兼ねてシェアします。
戦後から男性性ばかりが尊重されて、
獲得する・支配する・勝ち取る・拡大する
こういったことが出来ないと成功者と認められず、
だいぶ生きにくい世知辛い世の中が続いていました。
男性性が悪くて女性性がすべて良い、ということではなく
私たち女性が自分たちの特性、女性にしかできないことに気づき、
そのほんとうの価値を知り、存分に活躍していくことが
これからの世界を豊かなものにしていくのだと思うのです・・・
さて。
たとえば、昨今学校給食の質の低下が著しい中、
Aの学区の小学校ではオーガニック野菜を使った給食が提供されることになったとしましょう。
「よかったーーー!質の高い給食を子供たちが食べられる!」
この学区の保護者達であれば、そういう感想を持つ方は多いでしょう。
私もそう感じるかなと思いました。
ここで、「ほかの学区のこどもたちはオーガニック給食を食べられない」ことに悲しみを感じるのが
女性性の感性なのだそうです。
女性性の波動は生命を育むもの(共感)
男性性の波動は切り開くもの(差異)
また別のお話なのですが、
母ザルにから捨てられてしまった子ザルを人間が保護し養育するときに、
たっぷりの愛情を持って、なにくれとなく世話を焼き、かわいがる男性と
必要な餌やりやお世話はするけれど、とくだんかわいがったりはしない女性がいるとします。
すると、元気に育っていくのは、女性が育てた子ザルなのだそうです。
男性に育てられた子ザルはたっぷり手をかけられていても、
死んでしまったり、自傷行為をするようになって、
うまく育たないのだそうです。
これは愛情や思いやりの有無とは関係なく、
男性という肉体が発する波動、
女性と言う肉体が発する波動の違いによるものなのだそうです。
女性性の波動は生命を育むもの(共感)
男性性の波動は切り開くもの(差異)
子ザルが成長したあとに芸を教え込むのは男性が向いているのでしょうね。
また、仏教や神道などで女人禁制の場所があるのは、
その場所は男性性の波動を保っている必要があるからであって、
その波動がもたらす働きが女性が入ることによって薄まってしまうことを避けるためということ。
気持ちや意志とは別で、肉体が持つ波動と言うものは
確固としてあるということですね。
これからは、改めて、女性にしかできないしごと、生命を育む、
共感を生かすしごとをしていこうと思っています。
