チェストナットバッド

チェストナットバッドが秘めている魂は、真の学習具体化する能です。

●チェストナットバッドの性質がマイナスに現れたとき

自分の内面にあるイメージや思考と、外面にある現実を、
結び付けることができません。
なぜなら、不思議なくらい、自分の行動に向き合うことをしないからです。
そのため、何か選択したり決断したりするときに参考になるものがなく、
同じ失敗を繰り返すだけではなく、
自分の将来に向けてしっかりとしたビジョンや考えを築くことができません。

馬は賢い動物であるにもかかわらず、同じ過ちを繰り返すことがあります。
例えば、何か不愉快なことがあった塀の前でいつも後ずさりしたり、
競走馬が同じハードルで跳躍に失敗したりすることです。
「馬を水場まで連れて行くことはできるが、水を飲ませることはできない」
という英語の諺があるように、馬には独特の頑固さがあります。
騎士の指示によく従う馬は、新しいことを学習する能力があります。

この比喩で見ると、馬は私たちに自然に備わっている知性、
騎士は高次の自己であり、高次の自己のインスピレーションによって、
自然に備わっている知性が活性化することが、私たち霊的な存在における真の学習です。

●チェストナットバッドの性質を持つ人

チェストナットバッドのタイプは、注意が散漫です。
しかし、クレマチスのタイプとは違い、夢想や空想にふけることはありません。
ただ、注意を集中できないのです。ですから、忘れ物やうっかりミスが多くなります。

●チェストナットバッドで得られる目覚めた状態

自分の内面の状況と、外側の状況を、うまく調整できるようになります。
ゆったりと物事を考え、自分の体験と他人の体験の両方から学び始めます。
そして自分自身を外側から見ることもでき、将来に向けて新しいことを学び、
自分の人生を真に楽しむことができるようになります。

※中島志保さんのブログ「アカシックレコードの世界」より転載させていただきました。

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