クレマチス・ぼんやりと夢見がち

クレマチスが秘めている魂は、潜象界理想主義です。

●クレマチスの性質がマイナスに現れたとき

クレマチスの性質がマイナスの状態にある人は、
現実と非現実のあいだをフワフワと浮遊しているように見えます。
そして、現実を重視しないことから、肉体的なエネルギーが湧いてきません。
体温が低かったり、自分の身体とその周囲のものとの距離を感じる感覚が乏しいのも
クレマチスの特徴のひとつです。
また、自分の内側にエネルギーがこもり過ぎて、外側のことに取り組む集中力が欠けてしまうこともあります。

●クレマチスの性質を持つ人

典型的なクレマチスのタイプは、遠くを見るような目をしていて、
自分の周囲のものにあまり意識に留めてないように見えます。
このような上の空で心ここにあらずのように見える人は、
たとえ食事をしているときも、食べ物の味を感じることより、
自分が興味のある世界へと没頭していたりします。

あるいは、着ているものや住んでいるところなど
暮らしぶりが変わっている芸術家気質の人もこのタイプです。
彼らは現実世界に魅力を感じておらず、
可能なかぎり現実を離れて非現実の世界に存在したいと思っています。

クレマチスのタイプは、目の前で何か問題が起こると、
周囲の人たちが驚くほど突拍子もない解決策を考え出したり、
問題から逃げて自分自身が思い描いている空想的な理想世界に浸ったりします。

このように、現実という舞台の上で自分を演じるよりも、
自分の内側に投影された非現実の世界の中にいる方が心地よく感じるため、
クレマチスのタイプの人は、早かれ遅かれ、視覚や聴覚が弱ったり、
問題が生じたりすることがあります。
また、自分のエネルギーを内面の世界でほぼ使い切ってしまうので、
外側の世界で自らの強さを見せることはありません。

●クレマチスで得られる目覚めた状態

クレマチスのフラワーレメディを飲むことによって、
未来と現在の時間軸をつなぐことができ、
自分の内側にある理想とする世界を、自分の肉体のエネルギー、
自分の手や足、頭、心を総動員して、現実世界に形としてあらわすことができるようになります。
さらに大事なことは、それができたとき、これまで自分の内側で抱いていたものが、
地上世界において高い次元に属するヴィジョンであることに気づきます。

そうすると、自分の魂の意図していることや、
肉体をもってこの世界に存在していることや命があることの意味にも気づき、
生き生きとした生活を送ることができるようになります。
そして、これまで温めてきた内側にある理想とする世界を外界にプレゼンテーションすることによって、
もともと持っている高い感性や鋭い美意識、非常に豊かな創造力を使って、
自分の周囲の人たちに貢献でき、潜象界という高次元の世界にあるものを
現象界というこちらの世界に具現化することが今世の輝かしい天職となります。

※中島志保さんのブログ「アカシックレコードの世界」より転載させていただきました。

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