ヒプノセラピー(オリジナルワーク)40代女性

ワークが始まる前に引いていてくださったカードが全てを物語っていた。

自分のまとうものに飽き飽きしていた。
自分が自分であることに嫌気がさしていた。
自分自身であることにすらハートはときめかなかった。

ワークのはじまりのイメージはあたたかくて、
いろいろな色に包まれ守られ、
光や音を自由奔放につむいでいける場所。
たゆたう光や色が密度を濃くしていくと
私の体はどんどん透明になって周囲と共鳴していく。

そこで得た自信を手に壁をたたき割る。
自分のまとっていた古びた皮を脱ぎ捨てる。
たたき割った壁の向こう側には、透明で青く果てしなく広がる世界。
見たことのない世界。
美しく静かで穏やかで凪いでいる。
やっとここに来れた。

いままで、どんな暗示をつくっても、どんなイメージを描いても、
どこか他人事で、無理していて、しっくりこなかった。
猜疑心がちらついた。
自分にはできないのかもしれない。

今日見ることのできた、見たことのない世界にハートがよろこんだ。
今までとはちがう、体の中の心地の良い場所にすとんとおさまった。
これからは、今日のイメージを抱いて、
ハートがきゅんとすることを、ハートが喜ぶことをしていこう。
(と、ハートに張り付いたぴょん吉が言っている。)

すばらしいワークでした。ありがとうございました。